竹田津実 「北の森の診療所だより」

北海道で、野生動物の診療・保護・リハビリを行う診療所を開設する竹田津実さんの、写真を交えたエッセイ。さまざまな動物との出会いをつづります。
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新第11回 流れる水があたたかい、5月

雪が降らなくなって久しい。ある年、5月22日に23センチの大雪が降った。驚いた。

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第10回 全てがうれしい、4月

雪が雨になり、また雪になる。小さな気温の変化に合わせる天空の水分は忙しい。

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第9回 雪が氷雨となる、3月

ベランダに置物がある。近くに住むお百姓さんの山崎伸一さんが持ってきた。

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第8回 大忙しの患者、2月

今日は気分がいいらしい。朝からゲラッピーの声がひびいてくる。

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第7回 給餌台に鳥のお客のくる、1月

1月。例年我が家で酒を飲みながら、箱根駅伝を楽しむ友が帰って正月が終わる。

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第6回 雪は北の大地の演出家、12月

12月。夏の名残の湿気が北からの冷気で一気に地上に降りそそぐ。

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第4回 渡り途中の患者を迎える、10月

10月。もっと忙しい月。大雪の山々の紅葉が、麓を目指してかけ下り始める。

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第3回 冬じたくに忙しい、9月

9月。忙しい月となる。近くの十勝岳に出かけると、先月までは霧の深い日だけ気配をみせたナキウサギの、今日は腰を下ろすと、あちこちで走りまわる個体を目にする。

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第2回 騒々しい月、8月

8月。北国の自然は、そこに住む人々にそのあり様を過剰に押しつける。

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第1回 はじめに

40年あまり住んだ道東の地から、この地に引っ越してもう12年となる。町役場に勤める知人

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