エリック・カール スペシャルサイト

エリック・カールについて

プロフィール

エリック・カール(Eric Carle)

1929年アメリカのニューヨーク州に生まれ、ドイツで育つ。シュツットガルトの美術アカデミーを卒業後、アメリカに戻り、グラフィックデザイナーとして活躍。1968年に絵本『1、2、3 どうぶえんへ』(ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞)を発表して以来、世界中で親しまれる絵本作家となる。代表作に『はらぺこあおむし』『くまさん くまさん なにみてるの?』『パパ、お月さまとって!』などがある。2003年にローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。

2002年には、アメリカ・マサチューセッツ州に〈エリック・カール絵本美術館〉を創設。カール作品だけでなく、国内外の優れた絵本の原画を幅広く収集して、絵本に関するさまざまな展覧会を開く。

カールさんからのメッセージ

 日本のたくさんのみなさんが私の絵本を楽しんでくださっているのを知って、とてもうれしく思います。また、郵便や、ウェブサイト経由のメールでいただくお手紙には、とても感謝しています。

 私はこれまでに5回、美しい国日本をおとずれました。いずれも胸おどる体験で、たいへん影響を受けました。この思い出は、いつまでもわすれないでしょう。

 みなさんは、『はらぺこあおむし』という絵本が生まれたいきさつをごぞんじですか?
 1960年代の後半、私の本の編集者アン・ベネデュース女史がまだ出版のきまっていなかった『はらぺこあおむし』のラフスケッチをたずさえて、日本をおとずれました。アンは当時、アメリカでこの本を印刷・製本してくれる印刷所をみつけられずにいました。そうしたら、偕成社の当時の社長、今村廣氏が、日本でひきうけてくれるところをみつけてくれたのです。

 偕成社のこうした惜しみない努力と変わらぬ支援、そして熱意に、私は心から感謝しています。

 日本じゅうの、そして世界じゅうのあらゆる世代の人々が、これからも私の絵本を楽しんでくれますように。

感謝をこめて

エリック・カール

創作のひみつ

エリック・カールさんが描くカラフルであざやかな美しい絵。実は薄紙をつかって特製の色紙をつくり、それを切り貼り(コラージュ)して描かれています。ここでは、そのようすをご紹介します!

1
半透明の薄い紙を用意します。
つかう絵の具はアクリル・水彩・ポスターカラーなど。
2
力強く色をぬります(ときどき紙を少しもちあげるとくっつきません)。ぬりおわったら新聞紙の上などでかわかします。
3
別の色の絵の具で、いろんなもようを描いていきます。波もようと、てんてん と……。筆じゃない道具で描いても楽しい!
4
たくさんもようを描いたら色紙のできあがり!
5
1〜4のようにつくった薄紙の上に、おあむしを描いた透ける紙(トレーシングペーパーなど)をのせて、いっしょに切りぬきます。
6
切りぬいた薄紙を、場所を考えながら画用紙に貼っていきます。おなじ緑色でも、薄紙のちがう場所をつかうと変化が出ておもしろい!
7
目や鼻などもつくって貼ります。だんだん姿が見えてきました。
8
クレヨンや色えんぴつで毛を描いて仕上げ! サインを入れたら……
9
はらぺこあおむしのできあがり!